芯がいらない、インクがいらない
購入したのは、こちら。
まあ、文房具にしては、高いかな、と思ってしまいますが。
これ、芯が不要、インクも不要なんです。
つまり、半永久的に使えます。
そう思うと安く感じませんか?
その仕組みは
ペン先の金属が削れて書けるそうです。
まあ、削れるのでいずれ無くなるのでしょうが、死ぬまでに無くなることは通常ないでしょう。
筆者のものはまだそこまで至っていませんが、ペン先が削れるにつれ、先が太くなり、書きづらくなるようです。
そういう場合は、サンドペーパーで磨くと良いそうです。
デザイン
デザインは非常にシンプルです。
シルバーモデルを購入したので、すべて銀色。ボディーもアルミニウムです。
そしてペン先は・・・。
超シンプル!
もちろん、芯も無ければインクも出ませんから、シンプルです。
この先に付いている金属が削れて字が書けるのです。
書いてみる
書いてみた感触は、とても固く(金属なのであたり前)、使った事は有りませんが7Hの鉛筆くらいの印象です。
また、書かれた文字はとても薄いです。
これは紙にもよりますが、凹凸の少ない上質な紙だと薄くなるようです。
(写真の紙は、BindexのA5手帳用紙。この用紙についてはこちら「A5システム手帳へのこだわり」。)
また、濃く書こうとするとそれなりの筆圧が必要です。
HB程度の濃さを出そうとすると、かなり力が必要で紙が凹んでしまいます。
良い点
メタルペンの良い点は、芯がいらない、インクがいらない点が大きいです。
が、その他にも
- インクを使用しないので乾燥が不要
- 肘や袖を汚す事もない(ただし消しゴムでは消せない。)
- 水の中でも使える
など、多くあります。
残念な点も
ドイツ製なのですが、ペン先の加工がちょっと雑です。
私の購入した物は、ペン先とボディーの接続部分に少しキズがありました。
デザインがシンプルで美しいだけに非常に残念です。
あと、書き先となる紙の質によっては、書き心地がとても悪い。
なんというか、黒板を爪でこすったような感触です。背筋が凍って、歯を食いしばらなければなりません。
注意
このペン、ペン先に鉛が使用されているそうです。
鉛中毒注意です。お子様には適していないとの事。
まとめ
半永久的に使えるということで、購入しましたが、書き心地がとても悪いので常用する事は出来ないという残念な結果になりました。
ただ、気分転換的にたまに使うにはとても面白いですし、やはり半永久的というのは魅力です。
周りの人にも自慢できます。
おまけ
余談ですが、会社の机に置いておくと、みんなスマートフォン用のスタイラスと勘違いするので面白いです。
画面に傷がつくので、決してスマートフォンには使用しないようにしましょう。