A5システム手帳へのこだわり



(2015/1/8)一部修正

netamono.では、タスク管理、スケジュール管理などにA5サイズのシステム手帳を推奨しており、筆者もA5サイズのシステム手帳を使っています。

というわけで、システム手帳の良いところと、少し悪いところをまとめてみました。

ページの差し替えが出来る

システム手帳は、ページの差し替えができます。これがシステム手帳の最大のメリットでしょう。

ページを差し替える事によって、以下の事が可能です。

1.足りなくなった箇所にページを追加できる

これは、非常に重要で、足りなくなった箇所にページを追加できることで、記録や情報の追加を「断念する」必要がありません。

つまり、ほぼ「好きなだけ」情報を追加し、メモをとれるわけです。

システム手帳に挿めないほど、ページが増えたらどうするか、一回り大きなリングのシステム手帳へ移行すれば、ほとんどそのままの使い勝手で使えます。

2.古くなったページを外せる

もう参照する事がないような古いページは、外して別に保存できます。

この際、ページごとに整理ができるのも良いですね。

3.1年の途中でリフィルを交換できる

1年のうちでも忙しくてスケジュールがびっしりの時期と、余裕がある時期があると思います。(少なくとも筆者はそうなのです。)

例えば、忙しいときは見開き一週間、余裕があるときは見開き二週間とシステム手帳であれば、途中からリフィルを変更する事ができます。

4.ページの順序を入れ替えて、自由な構成にできる

月間スケジュールをメインに使う人、週間スケジュールをメインに使う人といろいろな人がいます。システム手帳では、週間スケジュールのみを挿んだりり、メモページを多くしたり、ページの構成を自由に変更できます。

また、しばらく使っていると、手帳内に複数のカテゴリができてくるはずです。すると、参照する優先順位なども変わってきますので、そういう時に順序を入れ替える事ができます。

システム手帳は、中腹のページが書き込みやすいので、あまり参照、書き込みしないページは 、最初と最後に移動すると使い勝手が良くなります。

5.資料を追加することで、情報量を増やせる

手帳に挿む物はメモやスケジュールだけではありません。頻繁に見る資料を挿んでおくと見やすい資料集になります。

今やっている仕事のメモと資料を一緒にでき、非常に使い勝手が良いです。

6.年度の区切り無く使用できる

システム手帳では、ページを追加するだけなので、連続したスケジューリングや、メモが可能です。

これが綴じ手帳だと、年度の区切りの時期には2冊持ち歩いたり、無駄に転記する必要が出てきます。

また、綴じ手帳でも、製本したノートを差し替えることができるものもありますが、 ページ単位での差し替えはできず、無駄な転記が必要となります。システム手帳は、そのまま、継続して使用することができます。

オリジナルリフィルを使える

後からページを追加出来るという事は、自分でリフィルを作って、差し込めるという事です。

印刷に少しコツが必要ですが、自分で作ったものはとても使いやすいです。

また、ネット上では多くのリフィルが無料で公開されています、自分で一から作らなくても、そういう物を利用するのも良いでしょう。

もちろんnetamono.でも公開していますので、ぜひご利用ください。

A5サイズが良い

さて、netamono.では、特にA5サイズを推奨しています。このサイズは一般的なバイブルサイズや、いま人気のmini(A6)サイズに比べるとかなり大きいです。大きいですが、良いところももちろんあります。

1.記述面が広い

記述面が広く、図でものびのびと書く事ができます。ただ、ページに無駄な部分が多くなるという、デメリットもあります。

netamono.では、ページを効率よく使用できる、DailyMemoというリフィルを公開しています。

2.A4用紙を二つ折りにしてファイリングできる

A5というのは、A4の半分です。

ビジネスで一般的に使用されているA4用紙を約半分に二つ折りして、手帳に挿むことができます。

これが非常に便利で、プロジェクトのスケジュールなど、よく見る資料を挿んでおけば、かなり有効にはたらきます。

デメリット

大きい

システム手帳はリングがある分、サイズが大きくなります。
また、システム手帳に使用する用紙は、綴じ手帳に比べ分厚い物が多いです。
したがって、同じ枚数でも厚みも増します。

ちなみに、筆者はASHFORDの「タタンカ」と言うシステム手帳バインダーを使用しています。(「タタンカ」A5サイズだけどちょうど良いサイズのシステム手帳 | netamono.)
このバインダーは比較的小さく、使いやすいです。

価格が高い

システム手帳(バインダー)は非常に高価です。

これは、綴じ手帳の使用期間が約1年なのに対して、システム手帳は数年〜十数年の長い期間を使用できるように丈夫に作っているためでしょう。

また、リフィルも高価です。1年分を購入すると綴じ手帳を購入するより高い場合も多いです。

まとめ

システム手帳というと少々大げさな気もしますが、一度慣れると手放せなくなります。

使い慣れるととても便利なシステム手帳。

綴じ手帳も良いですが、システム手帳、使って見ませんか?

更新履歴

2012/11/14 初版
2015/1/8 一部修正

netamono.では、記事についてのコメントを募集しています。 この記事について、何か気になるところがあれば、お気軽に下の掲示板、または、公式Twitterへどうぞ。
カテゴリー: 手帳 パーマリンク