netamono.では紙の手帳を推奨していますが、紙の手帳では、必ずと言っていいほど、「転記」という作業が発生します。
この「転記」には実は意味があると考えています。
どういう時に転記が発生するか
手帳での話題に限定しますが、転記は以下のような場合に発生します。
- タスクの一覧から残タスクを整理して、新しいタスク一覧に転記する
- メモを整理して、重要な物をカテゴリ別のページにまとめ直す
- ホワイトボードの内容を手帳のページに転記する
- 検討用の雑なメモをカテゴリ別のページに清書する
なお、タスク一覧の転記については、UnscheduledTaskListの使い方の記事でも触れています。
転記の効果
転記する事で、以下の効果が期待できます。
忘れていた事を思い出すことができる
これが最も大きな効果ではないでしょうか。
特にUnscheduledTaskListの棚卸しの際には、忘れていたタスクを思い出すことができます。
新しい情報を追加できる
転記の際に、情報を追加できます。
点在している情報を集約する事もでき、資料としての価値をより高めることができます。
古い情報を削除または、最新化できる
転記の際に、古くなった情報に気づくため、最新化することができます。
転記することで、資料を最新の状態に保つことができます。
また、転記は手間がかかるため、不要になった情報を自然に削除することができます。
紙である必要性
転記の効果は、電子データでももちろん期待できます。しかし、電子データの場合は、意識的にレビューをする必要があります。
これが手帳などの紙の場合は、そうではありません。
紙の場合は枚数が増えたり、見にくくなったりして必然的に転記をしなければならないため、あえて、意識してレビューしなくても効果が期待できます。
まとめ
転記は手間がかかりますが、資料の価値を高めて、生産性を高める結果になります。
なにより転記すると、すっきりして気分が良くなるのが良いですね。