人は必ず、誰かに何かを伝える必要があります。
この「伝える」とはどういう事でしょうか。
伝えた「つもり」になっている
「伝えた」と、「伝えたつもり」は全然ちがいます。
よくある事です、伝えたはずなのに伝わっていない。
待ち合わせでも、場所と時間を伝えたはずなのに、なぜか違う場所で待っていたり。
仕事でお願いした作業が出来てきたら、思っていたのと違うものが仕上がっていたり。
これは、伝えた「つもり」になっているからです。
確実に伝えるには
正直、筆者には分からないのですが、より正確にする事はできると考えます。
伝わった事を確認する
相手に復唱してもらうのが最も確実です。
より具体的に伝える
場所であれば、地図で示す。
時間であれば、西暦から24時間表記の時間で示す。
あとは、口頭ではなく、メールや印刷など文章にして伝える。
これだけで、かなり伝える精度を高めることができます。
なぜ、伝えた「つもり」になってしまうか
人は自分で「解釈する」からです。
私が伝えたことを、相手が「解釈する」。そこで、変換が行われます。
私「明日、8時に駅で。」(A駅の午前8時)
相手「オッケー!」(「B駅の午後8時」)
ということですね。
相手が普段使っているのが、B駅で夜型人間だとこうなる可能性がかなり高いでしょう。
相手は今までの経験や、背景などを加味して解釈します。
相手の経験などは、自分にはわからない部分が多いので、それを加味して伝えることは不可能です。
ですので、誤解しにくい表現で伝えることが大切です。
あとがき
この記事、書いていてどこかで聞いた話だな、と思っていたら、各種自己啓発本に載っている内容であることを思い出しました。
(代表的なものでは、「7つの習慣」)