筆者は思いました。
フリーハンドで線を引いたとき、その線がまっすぐであること。
それが「管理」なのだと。
管理とは
Wikipediaによると
管理(かんり)とは、物事や一定の事務を管轄し取り仕切る事である。
とありますが、これだけではよくわかりません。
いろいろな解釈があると思いますが、筆者なりの解釈ではこうです。
- 物事が別の方向に進まないようにする事
- 物事が立ち止まらないようにする事
- つまり、計画どおりに進められる用にする事
管理されている状態とは
「自分は管理している」と言えるためには、「管理されている状態」というものが何かを考える必要があります。
管理されている状態を表現するのは難しいので、「管理されて『いない』状態」を考えます。
管理されていない状態とは、以下のようなことです。
- 何があるか分からない
- どのような状態か分からない
- それが正しいのか間違っているのかが分からない
この逆の状態が管理されている状態です。
一言でいうと、「今どういう状態?」という問いに対して、「こういう状態です。」と即答できる状態です。
管理されている状態をつくる
上記の「管理されていない状態」を「管理されている状態」に変えるにはどうすればよいでしょうか。
- 何があるか、は一覧表を作るのが手っ取り早いです
- どのような状態か、はその一覧表にコメントなり、進捗状況なりを記載すれば良いでしょう
- 正しいのか間違っているのか、は計画と比較すれば分かります
非常に簡単ですが、これが出来ていない事が多いのです。
まっすぐな線を引く
管理とは、フリーハンドでまっすぐな線を引く事である、と筆者は考えました。
試しにまっすぐな線をフリーハンドで引いてみてください。
ちゃんと、どこから、どこまで線を引くか、決めてからですよ。
一気に引くと、それなりにまっすぐですが、ゴールがずれてしまい、斜めの線になると思います。
ゆっくり引くと、ゴールにはたどり着くと思いますが、すこし、曲がった線になると思います。
まっすぐ、ゴールまでひくには、ゆっくりと方向を補正しながら、線を引きます。
はじめは薄く、だんだんと濃く、何度もアタリを付けながら引くのも良いでしょう。
この、「方向を補正しながら」というところが、管理です。
まとめ
現実の管理を考えるために、上記の線を引くのを現実に当てはめてみましょう。
管理とは、どこから、どこまでという計画を作り、実行中は実際の状況を把握し、計画どおりに進んでいるか確認する。そして、計画どおり進んでいなければ、進むように補正する、ということです。