かなり前ですが、「フランクリン自伝 (岩波文庫)」を読みました。
その中で「これが『計画』だ!」と思った事があったので、その話。
十三徳
ここで、言う「フランクリン」は、ベンジャミン・フランクリンのことなのですが、その自伝の中に「十三徳」というものが出てきます。
詳細な説明は他に任せますが、この「十三徳」というのは、13個の身につけたい道徳のことで、フランクリンさんが、自分の中で決めた「あるべき姿」となっています。
それで、自伝には、この「十三徳」をマスターするために「こうやった」、というのが書かれているのですが、それが良く出来ているのです。
計画
「十三徳」をマスターするためには、一気にマスターするのではなく、順番にすこしずつマスターしようと考えたそうです。
具体的には、1週間毎に「十三徳」のうち、1つを重点的に注目してすすめ、13週で一巡する。そうすることで、一年間で4週できる、というものです。
また、毎晩その日を振り返り、過失を犯したことを記録していたそうです。
この、「いつ、どのようにやるか」と、「振り返り」というのが、計画的だと思いました。
「こんな事達成できるのか?」と思われる目標でも、どのようにすすめるか、と、振り返りを続けて行けば、いつか達成できるでしょう。
まとめ
「どのように進めるか」と「振り返り」をすることで、目標達成に確実に近づける。