書籍「執事のダンドリ手帳」の感想



書籍のレビューです。

タイトルと手帳風(モレスキン風?)の表紙

執事とはどのような仕事か

執事だけに華麗な技で無理難題を片付けてゆく、その技を盗みたい

という思いで購入しました。

実際の内容としては、執事はあまり関係ありませんでした。

一言でいうと、すぐに役立つ仕事のテクニック集という感じ。

 

いろいろな書籍に書かれているテクニックをまとめ直した感じです。

ただ、文章が執事らしく、ものすごく丁寧な言い回しで、語りかけてくるように書かれています。
説明も丁寧で非常に分かりやすく感じました。

このあたりはさすが執事

文字も大きくページ数も少ないので、すぐに読み切ってしまいます。

内容は無駄無く、きっちり書かれているので、読んだあとの充実感はありました。

帯に書かれている、「カルピスウォーター500本を2時間以内に」というところのエピソードは確かに興味深いですが、この本の本質はそこではありません。

とにかく、事前準備、時間の有効活用、面倒にならないために、というノウハウが詰まっています。

手軽に読めるので、あまり本を読まない方、仕事術に興味がある方は購入しても損はないと思いますが、既に多くの同類の書籍を読んでいる方にとっては、執事が語りかけてくるという面白みをのぞけば、あまり目新しさは感じないかもしれません。

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