「誰が悪い」ではなく「どうなりたいか」



「誰が悪い」なんて詮索しても、何にもなりません。
もっと生産的になりましょう。

悪い事が起きる

さて、どんなに頑張ってトラブルをさけていても悪い事は起こってしまいます。

それは仕事でも、私生活でも同じです。

  • 顧客が無理難題を言い出す
  • 資料のミスが見つかる
  • 突然の雨に降られる

というように、突然に悪い事が起きてしまいます。

悪い事が起きると、誰かのせいにしたくなってしまいます。

  • 無理難題を言うのは顧客が悪い!
  • この資料はあの人が作った!
  • あの人がこの用事を頼まれなければ雨にあわなかったのに!

という具合です。

誰かのせいにするとどうなるか

「あの人が悪い」と思ってしまうとどうなるか。

  • 顧客が無理難題を言うから仕事が進まない!
  • 資料はあの人が作成したんだからあの人が修正すべき!
  • 雨に降られるからあの人の依頼は受けない!

とまあ、ちょっと大げさですが、こんな感じでしょうか。

この想定のまま時間を進めるとどうなるのでしょうか。

仕事は全く進まず、資料は誰も修正しなかったり、口論になったりするのでしょうか。

でもそれって、私たちが望む結果なのでしょうか。

誰が悪いかなんてどうでも良くなる

「どうなりたいか」つまり、望む結果を考えてみましょう。

顧客の無理難題はなんとか予算内で解決したいし、資料は良くしたいし、そもそも、口論や険悪なムードをさけたいですよね。

 

きっと、悪い原因の「あの人」の同じ結果を望んでいるはずです。
ですので、この「どうなりたいか」を「あの人」を含むみんなで共有しましょう。
(稀にトラブル大好きっ子がいますが・・・。そういう人でもこの「どうなりたいか」には反論できないはずです。)

「どうなりたいか」を常に考える事で、いろいろな人を巻き込んで前向きに進んでゆく事ができるようになります。

(※本題とずれるのと、状況によって異なるので、ここでは、上記の「悪い事」に対する具体的な対応は記載しないでおきます。)

 

どうしても誰かを悪者にしたいなら

それでもどうしても腹の虫が収まらない、どうしても悪者必要なら、「誰が」ではなく「何が」悪いかを考えましょう。

「何が」悪いかを考えることで、具体的な対策も考える事ができます。

罪を憎んで人を憎まずです。

「どうなりたい」ですか?

「どうなりたいか」を考えることでどう改善すべきかを考え、次の行動が起こせる。

「どうなりたいか」を考えることで生産的になれると思うのです。

さて、あなたは 「どうなりたい」ですか?

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