システム手帳1冊で、あらゆるものを管理したり計画したりすることができます。
しかし、世の中には色々なツールがあって(しかもどんどん増えている)、それらを使う方が、より良い場合もあります。
システム手帳を中心にその周辺のツールと強み、弱みを分析してみます。
ツールには何があるか
自己管理するためのツールとその特徴を考えてみます
ツールの種類 | 携 帯 性 | 記 述 の 自 由 度 | 記 述 速 度 | 修 正 の 容 易 さ | 情 報 の 整 理 | 検 索 性 | 情 報 共 有 | その他 | 点 数 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
システム手帳 | × | ◎ | ◎ | × | △ | △ | × | ページの差し替えができる フォームやリフィルが選べる | 8 |
大学ノート (ルーズリーフ) | △ | ◎ | ◎ | × | × | × | × | ページが少ない ルーズリーフならページの差し替えが可能 | 7 |
メモ帳 | ◎ | △ | ◎ | × | × | × | △ | すぐに書き込める 書き込む面積が小さい | 8 |
スマート フォン (以下スマホ) | ◎ | × | △ | ◎ | △ | ◎ | ◎ | アプリの起動に手間がかかる 画面が小さい 最近は手書きの性能が上がってきた | 14 |
ノートPC (Macも含む) | × | △ | △ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | 機器の起動に手間がかかる 比較的なんでもできる 手書きのようなものは苦手 | 14 |
タブレットPC (iPad含む) | △ | ◎ | △ | ◎ | ◎ | ◎ | ◎ | スタイラスペンを使用して、自由に描くことができる | 17 |
※◎△×の3段階で表現してみた
※点数については、×…0、△…1、◎…3とした
※システム手帳と大学ノートは、A5サイズを想定しています。
※メモ帳はポケットに入るサイズを想定しています。
※PCは12〜13インチ程度を想定しています。
こうやってみてみると、どれも一長一短で、1つだけでは完璧な環境にすることは難しそうです。
そして、システム手帳は実はそれほど成績が良くないことがわかりました。
さらに細かく見てみる
特に点数の高い、3つについて見てみます。
スマートフォン
スマホは常に持ち歩きが可能で、しかも、なんでもできそうです。
しかし、画面が小さく、図を書くのにも限界があるため、ノートをとるのには向いていません。(GalaxyNoteという選択肢はなくはない)
また、アプリを起動するのに意外と時間がかかります。(きっと皆さんも多くのアプリを入れていて、目的のアプリを起動するまでに、どのアイコンか迷うことでしょう。アイコンをタップしてからアプリが使えるようになるまでも、意外に時間がかかります。)
ノートPC
ノートPCは何でもできる代わりに、携帯性が低いです。(あと、重い)
手書きは、今のところ不得意で、手軽に図を描きたいような場合には、向いていないと感じます。
逆に文書を清書したり、最終的な資料としてまとめたりするのには、向いています。
タブレットPC
タブレットPC(iPad含む)は、比較的新しい存在で、しかも、上の表ではかなり優秀な方です。
キーボードを外付けすれば、ノートPCと遜色ない編集が可能です。
まとめ
ここまでで見てみて、ぞれぞれのツールの得意分野、不得意分野が分かってきました。
次の段階としては、自分の生活スタイルや仕事スタイルに合わせた、ツールを選んでいくことになります。
いつでも、どこでもすぐにメモしたい!となると、スマホや小さなメモ帳が便利ですし、溜め込んだ情報を整理したり出力したい!ノートPC、必要な情報にすぐにアクセスしたい!となると、システム手帳やスマホ、と言った選択になるでしょう。(あとは好みとか、どうしても万年筆を使いたいとかでも変わってくると思います。)
今回は、各ツールを分析したところで、終わりです。
次回以降の記事で、どのようなシチュエーションの時にどのようなツールを使うか、というところを整理して行きます。